今年(2015年)は国勢調査の実施年です。
国勢調査への回答は、法律で義務付けられているので、対象者は拒否することができないんですね。
国勢調査の対象は外国人も含まれる
ところで、国勢調査の対象者には、3ヶ月以上に日本に滞在する外国人も含まれていることをご存知でしたか?
国勢調査票への記入は、日本人でも手間取ることがありますが、外国の方であればなおさらのことと思います。
もし、身近に外国人の知り合いがいる方は、国勢調査で困っていることはないか尋ねてみるとよいかもしれませんね。
国勢調査について英語で説明しているサイト
国勢調査について外国の方に説明するときに役立つのは、総務省統計局が解説している「国勢調査2015 キャンペーンサイト」です。
このサイトは日本語だけでなく、英語・ポルトガル語・韓国語・中国語で国勢調査の目的や手順を説明しています。
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国勢調査2015キャンペーンサイト英語版 このサイトを見ると、国勢調査は英語で"Population Census"や"Census"ということがわかりますね。
トップページから"About Census"のページを開くと、国勢調査の目的について英語で説明されています。
日本語サイトの「国勢調査について」のページと比較して読むとリーディングの勉強にもなりますよ。
インターネットで回答できる
今回の国勢調査からインターネットでの回答もできるようになりましたが、英語でもインターネットで回答できるようになっています。
「国勢調査2015 キャンペーンサイト」の英語版トップページの、"Participate Online"のページを開くと、インターネット回答の手順説明と実際に回答を入力して送信する電子調査票画面に移行します。
インターネット回答にはログインIDとパスワードが必要
電子調査票画面を開くには、ログインIDとパスワードの入力が必要です。
ログインIDとパスワードは、9月10日から国勢調査員が配布する「インターネット回答の利用案内」という封書に入っている、「インターネット回答の利用情報」という用紙に記載されいます。
外国の方には、このログインIDとパスワードの入手方法がわかりにくいかもしれません。
インターネットが使えない場合
インターネットが使用できない場合は、紙の調査票に記入して回答します。
紙の調査票は英語を含めて27カ国語で用意されています。
9月10日から各世帯を訪問してくる国勢調査員に依頼すると入手できるようですよ。
まとめ
◆外国の方に国勢調査について説明する時には、「国勢調査2015 キャンペーンサイト」の英語版を案内するとよい
◆インターネット回答をする際のログインIDとパスワードは、国勢調査員が配布する「インターネット回答の利用案内」という封書に入っている、「インターネット回答の利用情報」という用紙に記載されいる
◆インターネット回答ができない場合は、国勢調査員から英語の国勢調査票の用紙を入手できる
では、身近に外国の方がいるなら、積極的に声をかけて国勢調査で困っていることはないか聞いてみましょう。