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現在完了のイメージ

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現在完了形の表現は、会話でも文章でもほんとうによく見聞きしますが、私はなかなかこの現在完了の感覚がつかめませんでした。

日本語の感覚だと別に現在完了を使わなくても、過去形で十分ではないかと思っていました。

いろいろ調べてみて、現在完了と過去形の違いを自分なりに次のようにイメージすることにしました。

・現在完了:過去の出来事が継続して現在にもつながっているイメージ
・過去形:過去の出来事はあくまでも過去の一点の出来事として見ているイメージ

言い換えると、現在完了は線、過去形は点のイメージとも言えます。

かなり長い期間この理解で通していましたが

「ハートで感じる英文法」
(大西泰斗/ポール・マクベイ著 NHK出版)

という本の現在完了の説明でもっとクリアに現在完了をイメージできるようになりました。

「ハートで感じる英文法」では現在完了は「迫ってくる」イメージだと説明しています。

何かが過去からググっと迫ってきて現在に圧力をかけているイメージ・・・

書店で立ち読みしてこの説明を読んだ時に、「なるほどー」と目からうろこが落ちる思いで現在完了のイメージがスっと頭に入った感じがしました。

もちろん本は即買いしました(^^)

ハートで感じる英文法―NHK3か月トピック英会話 (語学シリーズ)



現在完了は、何かが過去からググっと迫ってきて現在に圧力をかけているイメージ。

一方過去形は、現在から過去の一点を眺めているイメージで、現在とは距離感があります。

例えば、以下の2つの文:

1) I have been to London.
2) I went to London.

1の文ではロンドンに行った経験が今の自分に何らかの影響を与えているイメージがあり、2の文では単に過去にロンドンに行った事実のみに言及しているイメージになるんですね。

現在完了は時間的に動的な、過去形は静的なイメージだとも言えますね。

現在完了は、「経験」「継続」「完了」「結果」を表すと学校では習いますが、それはあくまでも「迫ってくる」イメージが自ずと生み出す個々の典型的なパターンにすぎない、と「ハートで感じる英文法」の著者、大西泰斗先生は力説しています。

うーんなるほど、120%納得です。

この説明を読んでから、現在完了に出くわした時はいつも「迫ってくる、迫ってくる」とだけイメージするようにしています。

「迫ってくる」イメージには、過去から現在につながる時間的な線のイメージも含まれていますしね。

本当にこの本には英文法に対する見方をいい意味で根本的に変えてもらいました。

元々NHKで放送された番組が本になっているんですねえ。その番組をリアルタイムで見たかったなあと思いますが、本でも十分に楽しく英文法を学べるのでよしとします(^^)

[ 2015/05/13 21:27 ] 英文法を楽しく学ぼう | TB(-) | CM(-)