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英語の思考回路をつくることがリスニング上達への近道

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英語リスニングが上達しない大きな要因のひとつに、日本語と英語の語順の違いがあります。

以下の例文をご覧ください。

I'm sure you would agree that it's not enough just to say
that you have confidence to accomplish this project.

「このプロジェクトをやり遂げる自信があると言うだけでは十分ではない、
ということには同意してもらえると思います。」



英文と日本語の訳文を比較すると語順が完全に逆になっていますね。

ほとんどの場合、日本語で意味を取るためには訳し上げをする必要があります。

英語学習の初期の段階では、基本的な文法を踏まえて辞書を引きながら英文を精読し、訳し上げをして正確に意味をつかむ勉強も大切です。

その段階を経たら、今度は英語を英語の語順で理解できるようにする勉強が必要です。

つまり、頭の中に英語の思考回路をつくる作業をするのです。

先ほどの例文は以下の様に読み進めるようにします。

I'm sure 「(きっとそうだと)思う」 

You would agree that 「that以下を同意してもらえると」

It's not enough 「十分ではないことを」

Just to say that 「that以下を言うだけでは」

You have confidence  「自信があると」

to accomplish this project. 「この計画をやり遂げる」



はじめの内はどうしても頭の中で英文を日本語に置きかえていると思いますが、訳し上げはせずに英語の語順のまま理解するように自分に言い聞かせます。

そのように意識しながら、自分のレベルにあった英文をたくさん読んでいくと、頭の中に英語の思考回路が形成され、だんだん日本語に訳さずに英語のまま英語の語順で意味が入ってくるようになるでしょう。

人間の脳には約1000億の神経細胞があり、それぞれの神経細胞が他の神経細胞とつながり途方もない規模のネットワークを形成しています。
そのようなネットワークによって、脳は膨大な情報を瞬時に処理し、保持することができます。

脳科学の研究者によると、言語学習などによって脳に難しい仕事をさせると、言語をつかさどる領域の神経細胞が枝のような樹状突起を伸ばし、他の神経細胞と情報伝達をするための接合部(シナプス)を形成します。

そしてこのシナプスは繰り返し同じ作業をすることで強化されます。

英文を訳し上げずに、英語の語順で理解することも、はじめの内はしっかり意識しなければできませんし、時間もかかります。

しかし、繰り返し行うことで脳の中の英語の情報を伝達するシナプスが強化され、意識しなくても英語を英語として理解できるようになっていくでしょう。

この勉強に取り組む際には、単に英文を黙読するのではなく、やはり書き取り(dictation)や音読をすると、脳が一度にたくさんの仕事をすることになり効果的です。

脳に英語の思考回路がつくられると、英語のリスニングもどんどん上達してゆくでしょう。

勉強の過程はつらかったり面倒くさく感じることがありますが、だんだん英語が自然と頭に入ってくるのを実感すると楽しくなって、もっとがんばろうという気持ちになりますね。

追記:リスニングパワーというリスニング教材で、英語そのものの音声を聴き取る能力をトレーニングしてからディクテーションや音読をするとより効果的です。リスニングパワーのレポートについては、こちらの記事をご覧ください。


[ 2015/01/04 11:10 ] リスニング リスニング勉強法 | TB(-) | CM(-)

オンライン辞書で発音をチェック リスニングにも効果あり

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最近わたしは、分からない単語をもっぱらオンライン辞書アプリで調べるようになりました。

使用しているのは、以前に紹介した「英語音声認識辞書アプリ」です。

【英語音声認識辞書検索】 発音チェックもできる辞書アプリ

音声入力できるので、とても速く意味にたどり着くことができます。

さらに音声認識の精度が抜群なので、自分の英語の発音チェックにも重宝しますよ。


あれ?Lの発音が認識されない


先日、loom(動詞:ぼんやりと現れる)という単語を調べようと音声入力をすると、なかなか認識してくれないということがありました。

何回挑戦しても、dune(砂丘)とかdoom(破滅)とかnoon(正午)などと認識されてしまいます。

わたしのLの発音を認識してくれないんですね~。

Rの発音はどうかなと思い、ためしにroom(部屋)と言ってみると、一発で認識しました。

おかしいですねえ。

日本人はLとRの区別ができないとよく言われますが、どちらかと言うとLの方が発音できてRの発音ができないと聞いたような気がしましたけど・・・

まあわたしの場合、そのことを意識してRを発音するときには、これでもかと言わんばかりに舌を反らせつつ、絶対に舌先を上あごに付けないように気をつけているので、roomについては認識してくれたのかと思います。

Lの発音については、今まで舌先を上あごに付けて発音することだけを意識していましたが、正しい発音には程遠かったようです。

もうこうなると、loomの意味調べは二の次で、意地でもloomを認識させようと舌の位置や動きをを微調整しつつ、何度も何度も音声入力を繰り返すことになりました^^;

20回ほど繰り返したところで、やっとloomが認識されました。

舌先が前歯の少し後ろの位置で勢い良く跳ねる動きをイメージしてみたのがよかったようです。

その後さらに練習して、3回に1回は認識されるようになりました(^^ゞ

今までLの発音については特に意識していませんでしたが、日本語には絶対ありえないような舌の動きを必要とするんですね。


正しく発音できる音は簡単に聞き取れる


Lの発音をあらためて意識しつつ英語ニュースや英会話教材のリスニングをしてみると、ネイティブのLはやはり舌が勢い良くバウントしているように聞こえます。

そしてLとRの音が前よりも明確に区別されて耳に入ってくるのが実感できるようになりました。

うーん、自分が正しく英語の発音ができると、耳に入ってくる音声も区別できるようになるんですね~。

発音の練習って思っていたよりも大切なんだなあと実感したできごとでありました。

リスニングがなかなか上達しないとお悩みでしたら、「リスニング・パワー」をおすすめします。こちらの記事で使用レポートを書いていますので、よろしければご参照ください
[ 2015/06/14 21:30 ] リスニング リスニング勉強法 | TB(-) | CM(-)

ディクテーション 英語のリスニング上達に必要か?

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英語のリスニング力アップのための勉強法のひとつに、ディクテーションがあります。

ディクテーションは、他の勉強法に比べて時間と労力がかかるというイメージが強いために敬遠されがちですが、リスニング力アップのためにはやはり必要なのでしょうか?

そもそもディクテーションとは


ディクテーション(dictation)は、「口述筆記」という意味です。それで、勉強法としてのディクテーションとは、英語の音声を聴いて一字一句「書き取る」ことです。

一度英語の音声だけを頼りに文字に起こし、それを英文のスクリプトと対比して聴き取れなかった部分をチェックし、その部分を重点的に音読やシャドーイングすることよってリスニングの弱い部分をつぶしていきます。

ですので、時間と労力はかかりますが、より正確なリスニング力の獲得を目指すのであれば、欠かすことのできない勉強法だと思います。

書き取りの方法は、手書きするかパソコンにタイピングする方法になります。

わたしは、手書きとタイピングどちらも実践していますが、個人的にはペンで文字を書くという運動作用で脳がより活性化するということで、手書きの方が学習効果が高いのかなと思っています。

しかし一方で、タイピングでディクテーションをすると、英文タイピングの練習になりますし、スペリングチェックも自動でしてくれるので、タイピングも捨てがたい方法です。

ディクテーションの目的


先程も少し触れましたが、ディクテーションをすると、自分が何を聴き取れていないのかを確実にチェックできます。

リスニングで聴き取れない単語を大別すると、

・知らない単語
・意味や発音は知っていても聴き取れない単語

に分けられます。

今まで知らなかった単語は、ディクテーション 後にスクリプトで確認する時に意味と発音を覚えておけば、次に耳に入ってきた時には聴き取りやすくなります。

一方で、意味や発音をすでに知っているのに聴き取れないのには、いくつか原因があります。

ひとつは、前後の単語と音がつながって発音されている場合です。

例えばこの例文。

Emergency medical camps are being set up to help deal with the situation.
「現在この状況に対処するため緊急医療キャンプの設営が行われています。」
(NHK語学ニュースで英会話 2015年7月1日 「HEAT WAVE DEATHS RISE」より抜粋)

set upは「セット・アップ」ではなく、音がつながって「セラップ」のように聞こえます。

また、Be動詞・助動詞・冠詞・前置詞・接続詞などは、文の中で弱く発音されるため、知っている単語なのに聴き取れないということもあります。

上の例文では、are/to/with/theなどの単語は、とても弱く、かつ速いスピードで前後の単語と連続して発音されるので、一度のリスニングで聴き取るのは非常に困難です。

でも、ディクテーションを実践することで、聴き取れなかった単語や音のつながりを確認できます。

ところで、英語の音そのものを聴き取る力を強化する「リスニングパワー」というリスニング教材があります。

わたしはこの教材を1ヶ月使用した後にディクテーションを行ったところ、英語の音がより明確に認識でき、ディクテーションの学習効果が高まりました。

下記タイトルの記事に「リスニングパワー」の使用レポートは書いていますので、よろしければご覧ください
英語のリスニングを根本から改善してくれる英会話教材

聴き取れる英語への変換作業


ディクテーションよって、聴き取りできなかった単語や音のつながりを確認しただけでは、リスニング力はアップしません。

自分のリスニングの弱点が明確になったら、次にスクリプトの該当箇所の音読シャドーイングを繰り返します。

英語音声のネイティブの発音のまねをして、同じくらいのスピートで、ある程度スムーズに発音できるまで繰り返しましょう。

実際に自分で正確に発音できる単語や音のつながりは、リスニングも容易になります。

何をディクテーションするか


ディクテーションの勉強をする場合は、英語の音声とそのスクリプトが必要です。できれば、日本語訳も付いているものが良いです。

現在の自分のレベルで無理なく理解できる英文でディクテーションすると、より効果的です。

ディクテーションに使える教材は、無料サイトなどで入手できるので、今後の記事で紹介したいと思います。
[ 2015/07/06 23:48 ] リスニング リスニング勉強法 | TB(-) | CM(-)